今、生きているうちに、天草の深山に残し、伝えたい、累世の家族の絆。

今、豊かな物質社会を築き上げた日本経済は、高度成長から低成長成長経済へと変遷し、日本の総人口は、今後さらに減少し、2050年には1億人となり、その後も減り続け100年後には半減するのではないかと言われています。日本の未曽有の高齢化と人口減少は人々の生活や社会に大きな影響を及ぼしています。人口減少は未婚男女の増加や晩婚化の結果と、子育て費用増加や核家族化による家族についての伝統的価値観の変容の結果、出産先送りなどで生じた出生率の低下による少子化を大きな原因としていますそしてこの少子化は長期的には必ずさらなる超高齢化社会をもたらし持続的な人口人口減少を引き起こすとともにさらに移民流入問題なども提起し、∔経済成長の大きな阻害因子になるであろうと懸念されています。高齢化は労働生産性向上の阻害要因にとどまらずその増加は 要介護高齢者を増やし 介護のための人的、経済的負担を重くしている現象は、すでに身近に見られることです。生産年齢人口の減少と高齢人口の増加が同時に起きる事は広域的には自治体などの人的財政的基盤の弱体化を招くとともに 国内の経済成長阻害要因になり国力の衰退とつながっていくことを常に考え 対応を練る必要があると思われます。少子化、高齢化に伴う家族に関する伝統的価値観の変容は核家族化、個性化、デジタル化、IT化等の社会現象とともに親を顧みない阻害心、自我意識がただ強いだけの孤独感という精神的な重圧を醸成してるようにも思えます。しかし救われる事は、人々がこのような世情にあってもかって古き良き時代と言われた大家族時代に、我々が経験した強い精神的家族の絆のようにいかにすれば家族間の絆を強め生きがいのある生活をなし得るかを模索しているのを多く見ることができます。私たちは古来より日本人の美徳として受け継がれてきたか優しさや自然に備わった人間らしい感情の心の情愛を決して滅しさせることなく、これらの諸問題を解決する能力のある民族であると信じて疑いません。人類の営みは、地球はもとより空間に今でも、その生活の痕跡を残し、人間の手の及ばない手付かずの自然など、地球上にはもはや存在しないといわれます。生活や経済活動の痕跡は、世界のいずれの診断にも温暖化の影響を与え、南極、北極という極地にも化学物質汚染として多大なる影響を及ぼしています。地球の温暖化による降水量の変化による渇水と洪水、および淡水資源の減少による水不足、さらに砂漠化、土壌汚染や地下水汚染、海の生態系の異常な変化など、これらの地球規模での環境破壊が環境汚染が人間の少子化や高齢化と複合的に絡み合い現在の私たちの生活があるということを考えるとき、先般、日本が批准した地球温暖化防止条約京都議定書の大きな意味が現れてきましたきます。これは人間が経済活動を続けることを前提にすれば、地球への負担を減らしていかねばならぬこと、また人も自然も環境の一部という共生の考えで生きていかねばならないことを教えてくれてくれます。そして水田のように、この人口生態系が喪失する環境保全能力である洪水調節、水質浄化、土壌の流出防止、落葉樹による微生物から鳥、魚に至る生物生存の確保、さらに持続可能な食糧生産などの機能が、あらゆる産業の分野で、循環型機能の徹底という形で導入されなければならないでしょう。またそれらの保守、管理のために固定資産税に相当するような環境での設立も必要になるであろうと言う事になります。今から36年前、大島靜喜の発意により開山した「摩崖の里大島石仏山」は天草上島の自然林に囲まれた深山にあります。石仏を作り山道に安置することにより自分自身が生きているうちに親から子へそして孫へ累代の変わらぬ愛の心を伝え家族の絆を深め受け継がれる場としての想いを主題に天草におけるかけがえのない1つの自然環境調節という願いを込めて、百年計画で進捗しています。

「摩崖の里大島石仏山」から流れ出る水がそこで生活を営んでいる人々の生活水源として活用され、さらに空気の浄化や治水 落葉樹の落葉による生態系維持のひとつの手本として皆様に喜ばれるように願っています。地球規模で人間界と自然界、文明と野生を対峙して捉える西欧流の自然観と自然と一緒に暮らす人間を立体的に捉える東洋的自然違いがある。人生観や価値観が大きく変動する今、この「摩崖の里大島石物山」は時代と国境を越えてそしてここに訪れ訪れる人々と共に発展継続していくことを祈念しながら前進していきたいと思います。